Showing posts with label 知的障害. Show all posts
Showing posts with label 知的障害. Show all posts

Friday, 31 May 2013

9月から小学生!

以前このブログで紹介したショディヤの地域活動で
小さいけれど、確かな成功がありました!

ショディヤの車いすを押すのが大好き!


ショディヤと同じマハラに住む、知的障害のある女の子。
幼稚園でも小学校でもいいので
同じくらいの年齢の子どもたちと遊ぶ機会を与えたい。
そう願う母親の話を聞き
ふと、以前日本から来てくれた奈良崎さんと一緒に活動した
特別支援学校のことを思い出しました。

ここなら、この子の家からも近いし
知的障害児の受入実績もある。

学校に電話してみると
「一度子どもを連れて来てください」
とのこと。

我々応援団も駆けつけました!


受付の人は

「知的障害が重いですね。
一人で歩けないのでは、トイレに行くのも手助けが必要だし
通学は難しいのでは。」

と、かなり否定的な態度だったので
一時はどうなることかと思いましたが
校長先生は

「これまでに知的障害児は何人も受け入れているし、大丈夫」

と太鼓判を押してくれました!

幼稚園へは受け入れてもらえなかった彼女も
9月からは立派な小学生!

やったね、ショディヤ!

スペシャルオリンピックスのプロジェクトでもDET!

インクルーシブ教育の試験的試み


ウズベキスタンのスペシャルオリンピックス(SO)とは
今年から始まったUNICEF・SOの協働による「インクルーシブ教育」プロジェクトでは
DETトレイナーが、リソースパーソンとして参加することになりました!

アブドゥッロさんはウズベキスタン唯一の全盲の大学教員

4月から5月にかけて
ウズベキスタン国内5か所で
オリエンテーション・セミナーが実施されました。
セミナーには、普通校の教員や障害児の家族が参加し
「障害とは?」「障害児を受け入れるためには、どうすれば良いか?」
といったテーマについて話し合いました。

アブドゥッロさんが担当するのは
「障害者に対する態度・偏見について」
というテーマです。

グループワークの発表

真剣に話し合う参加者

良いまとまりです


アブドゥッロさんは、DET-ToTで学んだファシリテーション技術を駆使し
グループワークなどを取り入れ
参加者に「障害について」考えてもらうきっかけを与えることができていたように思います。
また、全盲の視覚障害者であるアブドゥッロさんの存在そのものが
参加者の障害者に対する観方を変えることに成功していたようです。

8月から第二ラウンドのセミナーが始まるとのことで
その際には、本格的にDETを導入したい!
との意欲を見せてくれたアブドゥッロさん。
今後一層の活躍が期待されますね!

Wednesday, 17 October 2012

本人活動の第一歩

日本から、知的障害のある方の「本人活動」の第一人者
奈良崎真弓さんがウズベキスタンへやってきました!!
奈良崎さんは、生まれ育った横浜市内で「本人会 サンフラワー」を主宰している他
JICAの短期専門家や短期派遣の青年海外協力隊として
海外の「本人」のエンパワメントのための活動も実施した経験もあります。

今回は、全くの個人的な観光目的で来てくださったのですが
「せっかくウズベキスタンへ行くから、ウズベキスタンの本人に会いたい!」との希望があり
ウズベキスタンのスペシャルオリンピックス(SO)と協働で
奈良崎さんと、ウズベキスタンの「本人」と、その親とで交流する活動を計画しました。
会場は、タシケント市チロンゾール地区にある66番特別支援学校です。

プログラムは奈良崎さん自身が考えたものを中心に組み立てました。
まずは、SOのアスリートの皆さんの練習風景の見学。
その後、奈良崎さんの指導により、体操を行いました。

軽いウォームアップの後、ボール回しなどの競争

体育館から会議室に場所を変えて、本人との交流会です。
奈良崎さんからの5つの質問に、本人が通訳を介して答えていきます。

「今後やってみたいことはありますか?」
「毎日、どんな生活をしていますか?」

本人が答えられないと、ついつい親が後ろからしゃしゃり出て代りに答えてしまったり
ロシア語、ウズベク語、日本語が飛び交ってちょっと混乱する場面もありましたが
無事5つの質問を全員に答えてもらうことができました。

表側にはロシア語とウズベク語、裏側には日本語で質問を書いたカードを用意

次に、折り紙に挑戦!
はじめは簡単にできる「かぶと」を折り
次に、折り紙に自分の夢を書いて、「ひこうき」の形に折って飛ばしました。

「ひこうき」が自分たちの夢を運んでくれますように・・・

次に、SOのアスリートの親との交流会を行いました。
奈良崎さんからの質問に、「○×カード」で答えてもらいます。

お母さんがほとんどで、お父さんは一人だけでした

「学校で差別を受けたことがありますか」
「住んでいる街で手を貸してくれる人がいますか」
といった質問に対し、様々な回答が出ましたが
実際には、ほとんどの親が同じような悩みや問題を抱えていることが
次第に明らかになりました。

「悩みや問題を、皆で集まって一緒に話し合って、解決して行って欲しい」
という奈良崎さんの提案に、大きくうなずく親たち。
最後は「エイエイオー!」の掛け声で交流会を締めくくりました。

ウズベキスタンでは、知的障害を持つ人たちの親の会や本人活動は
まだまだ活発ではありませんが
今回の奈良崎さんとの出会いがきっかけとなり
少しずつでも、知的本人による活動が進められていくことが期待されます。
今回の活動が、その初めの一歩になったのではないでしょうか。