Wednesday, 3 July 2013

タシケント市公共交通局の皆さんにDET!

障害当事者自助グループ「イスティクボル」のサフィアが
これまでの「亀さん」ペースを破って、勢いづいてきました。

「毎日バスに乗ってたら
日焼けしちゃった!」
と苦笑い
(Photo by Kazuki)


「ずっとトレーナーをするのが怖くて
 黙って見ているだけだった。
 でも、職場からウォーカーをもらって
 バスに乗ったり、自力で街歩きをするようになって
 色々な人と話しているうちに
 自分の思いを伝えたくなった!」


先日の美大生を対象としたDETに引き続き
今度は自分の職場を巻き込んで
タシケント市公共交通局(バスと路面電車を運行)の職員を対象にDETを実施することに。


でも、「やっぱり自信がないよ~!」ということで
結局ムハバットがメインのファシリテーターを務めました。




今回の参加者は、部長クラスや中堅どころの男性ばかり。
女性で、かつ障害者だと、話も聞いてもらえないのではないかと心配していました。



ところが、DETのスライドには意外とバスの写真が多いんですね。

ノンステップバスとワンステップバスの違いにも敏感に反応

バス運転手や車掌の
障害者への差別的な態度が問題だ!と力説

バス停のアクセシビリティについて、激論!

アクションプランには、きちんと期日も入りました


結果的には、参加者をうまく巻き込むことができたようでした。


アクションプランは
・交通局のビルの入り口の段差を解消する!(15日以内)
・交通局に、障害者を雇用する(1か月以内)
など、部長クラスの参加者の皆さんの権限を持ってすれば
余裕で実施できそうな内容。


次回は交通局に出向いてDETを実施できたら
アクションプランのフォローアップにもなりそうです。


サフィアの次のDETは来週の予定。
地域に住む障害児の家族が対象だそうです。

「次はちゃんと、メインのファシリテーターするから!」

期待してるよ、サフィア!

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