Wednesday 19 June 2013

プスケント地区でまた希望の車いす寄贈!

タシケント州プスケント地区にはこれまで3台希望の車いすを寄贈してきましたが
同地区の労働社会保障局がとても熱心で
さらに追加で2台の要請があり
6月18日に寄贈してきました。


家の庭がブドウ畑!


【希望の車いすへのレポートから】

カリマさんは、8年前にウズベキスタン大統領の娘から寄贈された車いすを大事に使っていました。
しかし、決して舗装状態が良いとはいえない田舎街で
頑丈なアメリカ製の車いすも、とうとう寿命が尽きてしまいました。
労働社会保障省から車いすの供与を受けるには、あと2年間も待たねばなりません。
縫製の仕事をしているカリマさんにとって、車いすは仕事場へ行くために欠かせない足。
そこで、プスケント地区の労働社会保障局を通じて車いすの要請があり、
今回「希望の車いす」を寄贈することになりました。

以前使っていた車いすより座面が少し低いため、
初めは乗り心地に少し違和感を覚えたというカリマさん。
しかし、しばらく乗ってみるうちに、車体が軽く、リムに手が届きやすいため、
左右に曲がったり回転したりしやすくなったと感じました。

カリマさんは、近所にある縫製工房に弟子入りし、今では何でも縫うことができるといいます。
暇な時間にはTVで歌番組を見るのが好きだそうです。
新しい車いすでしてみたいことは、タシケントで大好きな歌手のコンサートに行くこと。
「希望の車いすは、軽くて小さくたためるので、車に載せるのに、とても便利ですね!」
と、大きな瞳を輝かせていました。

【レポートの抜粋終わり】

カリマさんがタシケントに来る機会があったらまた会おうね、と約束しました。
その時には、イスティクボルのメンバーにも会ってもらいたいと思っています。


プスケントはブドウ栽培で有名です。
6~7月にかけて収穫するのが普通ですが、5月末に収穫できる早生のブドウもあるとかで
一般の家でも、庭に必ずブドウが植えられています。

「ブドウが熟した頃にまたおいで!」
プスケント流の別れの挨拶です。


プスケントへの道すがら目にした不思議な光景


馬が食んでいるのは水草なのでしょうか?

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