DETはまだまだ続きます!
ウズベキスタン障害者協会本部の方の紹介で
タシケントから500km離れたナヴォイ市にある
同協会のナヴォイ州支部において
DETを実施させてもらうことになりました。
詩人アリシェール・ナヴォイにちなんで名づけられたナヴォイ州 (2月9日がナヴォイの誕生日だったようです) |
ウズベキスタン障害者協会ナヴォイ州支部の 幹部の皆さんと |
ナヴォイ州支部の建物 アクセシブルな投票所としても使えそうですね! |
午前の部は、ナヴォイ支部の会員の障害当事者13名
午後の部は、ナヴォイ支部幹部の方々9名が参加してくれました。
午前の部:電動車いすを利用している重度の障害当事者も参加 |
午後の部は、ナヴォイ州内の協会支部の代表者が参加 幹部も全て障害当事者 |
並行して、ピアカウンセリングも実施 |
やはりアウェーのDETということで
トレイナーとしては決して満足できる結果ではありませんでしたが
参加者には好評で
ナヴォイ州内の各支部でもDETをやって欲しい、という嬉しい要望が聞かれました。
夕方には、当地の障害当事者と一緒にナヴォイ市内のアクセスチェック!
中心街のはずれは、意外にもアクセスがあり
当地の障害当事者は自力で組み立てた手こぎ三輪車で
自由に動き回ることができているそうです。
一方、中心地は歩道が整備されているが故に
段差や階段がいっぱいでした。
当地の障害当事者は道行く人々から沢山声を掛けられます。
聞くと、「みんな知り合い」だそうです。
そういう意味では、態度のバリアは比較的低いのかもしれません。
また、産まれてこの方一度も鉄道に乗ったことがない!というDETトレイナーと
タシケントからナヴォイまで、車いすでの鉄道乗車を経験!
ソ連時代からの鉄道は、乗車口にこんなに高い段差が! |
鉄道の入り口には車掌が一人ずつ立っているため
車掌と駅員の助けを借りて
比較的スムーズに乗降することができました。
ただ、車輌の中の通路は幅70㎝程度しかありません。
今回それを承知で幅の狭い車いすで行ったので、何とか通れましたが
これ以上幅が大きいと、座席までの通路を5m以上車いすなしで移動しなければなりません。
アクセス改善への道は険しいですが
DETが少しでもそれに貢献することを願っています!
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