Friday 8 November 2013

犠牲祭にとても良いプレゼントをありがとうございました!

今日は、ハサンくんを紹介します。

ハサンくん(12歳)

ハサンくんは12歳。三つ子でしたが、他の二人の子供は出産後すぐに亡くなってしまいました。1歳の時に脳性麻痺と診断され、今までベビーカーを使っていましたが、成長するにつれ身体にあわなくなってきたため、とても困っていました。ハサンくんは車いすを夢見ていました。

2013年10月14日に、彼の夢がようやく叶いました。15日はイスラム教徒の休日「イード・アル・アドハー(犠牲祭)」だったため、車いすが犠牲祭のとても良いプレゼントになったと、ハサンくんの両親もとても喜んでいました。ハサンくんも、自分の新しい車いすを友達に自慢するため、外に行きたくなりました。

ハサンくんは言語障害があるため、周りの人に自分の言いたいことをはっきり伝えることが出来ません。彼の言葉は、お母さんとお祖母さんにしか理解できません。学校へも行ったことがなく、家で少しだけ勉強しています。ハサンくんは20まで数えることが出来ます。

車いすのサイズはハサンくんの身体にぴったりでしたが、ベビーカーに横たわる姿勢に慣れてしまっているため、最初はうまく座れませんでした。今後、車いすに正しい姿勢で座れるようになれば、ハサンくんの骨の歪みも矯正できますし、手も自由に使えるようになると思われます。ハサンくんが家でも教育を受けられるように、お母さんが近くにある学校の先生にお願いしに行く予定です。

(文責:ムラト)
corrected by 大野さん

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